壱岐のパワースポット
はじめに |
壱岐には、皆さんたちが、訪れていやされ、力をもらえる場所がたくさんあります。
ひとりで行くのもよし、カップルで行くのもよし、大勢でワイワイ騒ぎながら行くのもよし、という場所です。
何を見て、パワーやいやしを感じるかには、個人差があります。
大木や巨石を見てパワーを感じる人もいれば、神社を訪ねていやしを感じる人もいるでしょう。
ここでは、そのいくつかを紹介します。
なお、ここで紹介している場所は、私が、ここに紹介している場所を訪ねると、個人的に、ほっとしたり、パワーやいやしを感じる場所です。
神社編 |
住吉神社 |
住吉神社は、国幣中社で、壱岐では一番格式の高い神社です。
毎年、12月には、その年を締めくくる、大神楽が行われます。
この神社には、クスノキやスギ、ヒノキ、マガタマの大木も多くあります。
詳しくは壱岐の住吉神社を参照してください。
男嶽神社 |
かつては、この神社の鎮守の森に生えている、木の枝一本でも折ると、神罰がたたると恐れられていました。
この神社のある山は、船で漁に出た漁師が、あて山として利用していました。
境内には、たくさんの猿や牛の石像が置いてあります。
いろんな表情をした牛や猿の石像を見て周るのもいいものです。
この中には、隠れキリシタンの遺跡もあります。
詳しくは壱岐の男嶽神社を参照してください。
お寺遍 |
安国寺 |
壱岐では、一番格式の高いお寺です。
昔は、境内も今よりもはるかに広く、参拝者もたくさんいましたが、今では、庭も狭くなっています。
しかし、このお寺には、たくさんの文化財があります。
詳しくは壱岐の安国寺を参照してください。
巨石編 |
東風石 |
神功皇后が、三韓征伐にでかけたさいに、風が悪く、壱岐の勝本で足止めを、よぎなくされました。
このとき、東風が吹くようにと、この神社にお参りし、祈ったところ、大きな石が二つに割れて、風が吹き始めたといいます。
また、江戸時代には、朝鮮通信使が立ち寄り、風が悪いと、いつまでも、勝本にとどまっているので、食糧の負担や身の周りの世話で大変でした。
そこで、いい風が吹いて、早く壱岐から、出て行くようにと、この東風石に祈った場所でもあります。
詳しくは壱岐の邇自神社を参照してください。
猿岩 |
はるか遠くの方を見て、何を考えているのでしょうか?
何千年もずっとここに、たたずんでいます。
周辺は広い平原。
端まで行って、下を見下ろすのもよし、ゆっくりと寝そべるのもよし。
詳しくは壱岐の猿岩を参照してください。
巣喰岩 |
見上げるばかりの大きさの岩です。
以前は、この周辺には、もっとたくさんの巨石がありましたが、工事をした折りに、移転してしまいました。
今では、数個の石だけが残っています。
それでも、見上げると、その大きさには圧倒されます。
この岩には、磁石の針がはたらきません。
あたりは、し~んと静まりかえり、背中がゾクゾクします。
船石 |
神社の境内にあります。
その昔、佐肆布都神が、この神石船に乗ってこの地にやってきました。
境内跡地の、石祠の後に「大石」が2つあります。
もとはひとつでしたが、今は、なぜか二つに割られています。
大石の周りには、大きなイヌマキの木が数本あり、見上げると圧倒されます。
大樹編 |
くすのき |
壱岐では、一番大きい楠です。
右側の楠は二本に別れています。
一本ずつ植えたものが、くっついたものか、それとも一本植えたものが枝分かれして二本になったものか分かりません。
詳しくは壱岐の住吉神社を参照してください。
いちょうの木 |
このいちょうの木は、落雷によって、幹がさけてしまい、大きな穴になってしまいました。
それでも、枯れることなく、立っています。
幹や枝からは、乳が垂れ下っています。
詳しくは壱岐の水神社を参照してください。
杉の木 |
樹齢1000年、幹周り6.40m、高さ30mあります。
長崎県の天然記念物に指定されています。
このお寺には、キリシタン遺跡、高麗版大般若経などの文化財もあります。
詳しくは壱岐の安国寺を参照してください。
ひのき |
幹周り2.4m、高さ25mあります。
何度かの台風や地震にも耐えて、年数を重ねました。
詳しくは壱岐の住吉神社を参照してください。
桜の木 |
みごとなヤマザクラです。
幹周り2.8mあります。
毎年、このようにきれいな花を咲かせてくれます。
すだじい |
シイノキです。
樹齢260年。
幹周り6m、高さ11mあります。
何回かの落雷で、傷めつけられていますが、生き延びています。
その生命力の強さには、驚かされます。
幹は、コブだらけで、ゴツゴツしています。
幹の中は、おそらく空洞になっていることでしょう。
海辺編 |
龍宮 |
私が、ここを訪ねたのは、冬の木枯らしの吹く、寒い日でした。
余りの素晴らしい光景に、車から出ると、雪が容赦なく、顔に降りかかってきました。
荒々しい、海を見ていると、浮世のことも忘れます。
渡良にある海岸 |
この海岸にある神社を訪ねたときに、思わず、海の景色のすばらしさに、声を上げたほどです。
壱岐の海岸にも、こんなところが、あったのか、と、思わず、叫びました。
ここは、禁漁区なので、船も一艘だけ、停泊していました。
沖の方には、灯台もあって、ここにじっと、たたずむだけでも、いやされます。
阿母の滝 |
草原から、じっと、波の音を聞きながら、この風景を見ていると、俗世間のことを忘れさせてくれます。
断崖絶壁の上に、どんな地震にも落ちることなく、どっしりと、座っているこの大きな石のある、風景は、壱岐ならではのものです。
すばらしい、自然の贈りものに感謝です。
冬場は、強い北風が、海岸の下から吹き上げてきます。
そのために、崖のハマヒサカキの木の枝も、下から上に、曲がって、反り返っています。
白山権現崎 |
神社の裏手から、狭い道をしばらく歩くと、突然、目の前の視界が開けて、360°のパノラマが展開します。
青い海。
沖を通る船。
船を見守る灯台。
打ち寄せる波の音。
すばらしい、景色です。
龍神崎 |
荒々しい、玄武岩の海岸です。
壱岐の海岸は、このような玄武岩からできています。
この海岸に座って、じっと、繰り返す波の音を聞くだけでも、とてもほっとします。
この海岸には、遊歩道もあります。
ゆっくり、周りの風景を見ながら、散策してください。
筒城浜 |
どこまでも続く、白砂の海岸です。
もちろん、夏は海水浴客でにぎわいます。
だれもいない静かな海を、ゆっくり砂を踏みしめて、歩くのもいいですねぇ。
一人であるくのもよし、二人で歩くのもよし、です。
近くには、神社もあります。
ぜひそこまで、足をのばしてください。
赤瀬鼻 |
近くにある、男嶽山の火山で爆発し、その溶岩が、この海岸まで、流れ出て、冷やされ、溶岩の中に含まれている、鉄分が酸化して、このように赤くなりました。
とこまでも続く、ごつごつした赤い岩。
海岸までおりて、座って、ボーッとして、何も考えないで過ごすのに、ぴったりの場所です。
詳しくは、壱岐の赤瀬鼻散策を参照してください。
草原編 |
左京鼻 |
昔、この付近で、長い間日照りが続き、作物が枯れてしまいそうになりました。
これをみた、左京和尚がこの場所で、雨乞いをしました。
それでも雨は降らず、左京和尚は、もはやこれまでと、この海岸から飛び降りようと、したとたんに、雨が降り出し、村は、救われた、という話が残っています。
天気の良い、穏やかな日には、ここで、腰をおろして、沖行く船や、海鵜を見ると、心が落ち着きます。
牧崎 |
静かな、のどかな風景です。
この草原に寝そべっていると、時のたつのも忘れます。
近くには、ゴリラ岩や鬼の足跡もあります。
小牧崎 |
草原の先端には、このように牛が放牧されていました。
しかし、今は、放牧禁止になりました。
理由は、牛の糞尿が海に流れ込み、海が汚染するからです。
干潮の時には、皆さん、この付近の海岸で、ウニやアワビ、サザエなどを、とります。
岳の辻 |
ここは、壱岐の最高峰です。
高さはおよそ、212m。
晴れた日には、はるか遠くに、呼子や九州本土を見ることができます。
今見えている島は、大島、長島、原島です。
詳しくは、壱岐の岳ノ辻を参照してください。
王都公園 |
広々とした、草原に、弥生時代の遺跡が復元されています。
この草原を歩くだけでも、古代の人々の、息吹を感じることができます。
足元が、コンクリートでないのも、うれしいですねぇ。
詳しくは、壱岐の王都公園を参照してください。
無人島編 |
辰ノ島 |
まるで、箱庭を見るような、静かな風景です。
詳しくは、壱岐の辰の島の散策を参照してください。
古墳編 |
鬼の窟古墳 |
横穴式石室では長崎県では最大、九州では第2位の大きさです。
古代人が、どのようにして、こんな大きな古墳を造ったのでしょうか。
そのスケールの大きさには、ただただ、驚くばかりです。
これを造るには、大変な、苦労があったのでしょうね。
詳しくは、壱岐の鬼の窟古墳を参照してください。
双六古墳 |
前方後円墳では、長崎県では最大です。
前方と後円の大きさのバランスがとれておらず、前方が大きくなっています。
それにしても、この大きさには、圧倒されます。
詳しくは、壱岐の双六古墳を参照してください。