小牧崎周辺の散策



小牧崎は壱岐の半島の中で唯一壱岐牛が放牧されている場所です。

周辺の景色も素晴らしく、ここを訪れた人は、その見晴らしの素晴らしさを堪能できるでしょう。

写真の中央に突き出ている岬が小牧崎です。

ここは、里浜海岸と呼ばれています。

砂浜がとてもきれいで、以前はマテ貝がたくさんとれました。

今ではなつかしい思い出です。

夏は、海水浴客でにぎわいます。

キャンプもできる設備も整っています。

写真の真ん中にポツンと石が見えます。

これは夫婦岩(めおといわ)と呼ばれています。

お参りすると、いつまでも夫婦円満な家庭を築くことができるそうです。

ただ、潮がひかないと行くことができません。

道祖神にしてはしっかりした作りで、毎日お参りしているように見えます。

中央にあるのは、キリストが按手を組んでいるようにも見えます。

何となく気になって、写真に撮りました。

小牧崎の先端に、壱岐牛が放牧されていました。

牛がいる場所は、一ヶ所ではなく、時期や季節により変化しています。

広い牧場にのんびりと草をはんでいる牛を見ると心が洗われるような気がします。

周辺は広々とした草原です。

ここで一日のんびり過ごすのも良いものです。

小牧崎にも小さな神社があります。

豊漁、家内安全、健康を祈って、毎日参拝する人もいます。

自然の厳しさを感じさせますね。

写真の右側が海岸で、海岸から吹き上げる風で、ハマヒサカキの木が、反対方向にねじ曲げられています。

冬はそうとう厳しい北西の季節風が吹いていることでしょう。

海岸に下りると、そこは絶好の磯場です。

大潮の時には、地元の人たちが磯に出かけます。

ウニ、アワビ、サザエ、ヒジキなどを、腰まで水につかってとっていました。

はるか前方に、猿岩がある黒崎半島が見えます。