壱岐の天手長比賣神社 名神大


天手長比賣神社 名神大

祭神

栲幡千々姫尊(たくはたちぢひめのみこと)  
     
左二座 稚日女尊(わかひるめのみこと)、
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)        

右二座 豊玉姫命
(とよたまひめのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)

御利益 ⇒ 安産祈願、夫婦円満、延命長寿




由来

延宝4年(1676)の式内社改め以前は、幡宮(はたのみや)とか五所比売大明神と呼ばれていました。

延宝4年(1676)、式内社調査の際、平戸藩の国学者橘三喜は、名神大 天手長比売神社にしました。

昭和40年(1965)、天手長男神社に合祀しました。

以前には、境内地は730坪あり、内殿、御殿、上屋、廊下、拝殿、御饌殿などがある、立派な式内社でした。

鳥居は江戸時代に造られ、肥前型鳥居です。


昔は、軍越(くさごえ)神事として、異国降伏・国家安泰のために秘法の神事を行うために、国幣中社の、住吉神社の神職が騎馬で参拝し、幣帛を納めていました。





狛犬

この神社にある2基の狛犬はとても珍しい形をしています。

一つは田んぼの一画にあります。

座って「ちんちん」をしています。



















もう一つは燈籠の上にあります。

逆立ちをしている狛犬です。































この狛犬を裏から見ると、ご覧のように乳首がみえます。





















クリーク

田んぼの中には、川が流れていて、この水がとても澄みきっています。

メダカ、ハヤなどがたくさん泳いでいます。

この川の反対側に、男神の天手長男神社があります。

年に一度、七夕の頃、天手長男神社の男神と会っていたのでしょう。

今は、天手長男神社で一緒に住んでいます。









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