壱岐の三十三ヶ所巡礼札所(2)



 二十一番札所  穴太寺

穴太寺 子安観音堂


御詠歌21番 おしなべて 老いも若きも総持寺の ほとけの誓い 頼まぬはなし 

 













二十二番札所 

三番札所 華光寺を参照してください。


二十三番札所 太平寺

このお寺には、海外貿易商で財をなした和田良拾郎左衛門末次(わたらじゅうろうざえもんすえつぐ)が奉納した、五部大乗経(ごぶだいじょうきょう)があります。

御詠歌23番 重くとも 罪には法の勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ

 
















 二十四番札所 龍養寺

曹洞宗。

ここには、壱岐では2番目に大きいといわれているスギの大木があります。

大きなイチョウの木もありますが、落葉すると、落ち葉があたり一面に広がって、この落ち葉を、住職が掃き集めて焼くのですが、なかなか、燃えなくて、燃やし終わるのに1日かかる、と話されていました。

現在、老朽化のために、中の拝観はできません。


御詠歌24番 野をもすぎ 里をもゆきて山中の 寺へ参るは 後の世のため

 




二十五番札所 祥雲寺

曹洞宗

このお寺の屋根には、シャチホコがあります。

庭には、先代の住職が植えたという、大きなサボテンもあります。


御詠歌25番 あわれみや 普き門の品々に なにをかなみの ここに清水

 











 二十六番札所 土打堂

この付近には、多数の石仏が野ざらしに祭られていて、その中には、家型くりぬき石幢や、舟形の石室などのキリシタンの遺跡も残っています。


御詠歌26番 春は花 夏は橘秋は菊 いつも妙なる 法の崋山

 

 












二十七番・二十九番高源寺

臨済宗

河童伝説の伝わる、河童の像もあります。


御詠歌27番 波の音の ひびきも成相の 風ふきわたす 天の橋立

御詠歌29番 そのかみは 幾世経ぬらん便りをば 千歳をここに 松の尾の寺

 








二十八番 華光寺


三番札所 華光寺を参照してください。




二十九番 高源寺


二十七番札所 高源寺を参照してください。




 三十番札所 金谷寺

曹洞宗

ここに安置してある、銅造菩薩形坐像は、高麗で鋳造された高麗仏で、必見の価値があります。県指定文化財です。

御詠歌30番 月も日も 波間に浮かぶ竹生島 船に寶を 積むここちして

 

 










三十一番 長栄寺


九番札所 長栄寺を参照してください。



 三十二番札所 観音寺


臨済宗

ここを訪れたのは、夕方でした。

お寺の周囲は、凛とした空気が流れていて、とても、一人では、いられないほど、背筋がゾクゾクして、きました。

お堂のなかには、たくさんの仏像が並んでいます。


御詠歌32番 あなとうと 導きたまえ観音寺 遠き國より はこぶ歩みを

 




 三十三番札所 美濃谷堂

壱岐の33番札所の最後の33番目の札所です。

お彼岸の時には、壱岐では一番にぎわいます。


御詠歌33番 万世の 願いをここに納めおく 水は苔より 出る谷汲














Home       Back     Next