壱岐の名前の由来



壱岐は中国大陸や朝鮮と九州の間に位置しています。

そのため、弥生時代から、中国や朝鮮大陸に渡るために、また、大陸から日本にやってくるための交通の要所でした。

そのため、壱岐は大陸へ行く途中の島である、ということから、「イキ」が、「壱岐」になったという人もいます。














また、
万葉集などにには、壱岐の島の砂浜は雪のように白く、雪が降り積もったさまを見るようであるという表現の歌があります。

そのことから、「雪の島」が「壱岐の島」になった、という人もいます。


















さらに、また、壱岐の海岸に打ち寄せる波のしぶきが雪のように白かったので、壱岐を「雪」といっていましたが、それが壱岐に変化したという人もいます。















魏志倭人伝には壱岐は、「一支国」、「一大国」という名前で登場します。

また、万葉集には「由吉能之麻」、「雪」で、延喜式には「壱岐島」という名前で、それぞれ登場しています。

壱岐は、平成164月に4町が合併して壱岐市になりました。