壱岐の海岸風景
壱岐は、四方を海に囲まれていることもあって、どこに行っても最後は海岸に出ます。
壱岐の周辺は、玄界灘、対馬海流に囲まれています。
最近は、周囲を、コンクリートやテトラポットでおおった海岸が多く、白砂や岩が失われ、のんびりした自然の風景がだんだん少なくなってきました。
ここでは、その海岸の風景をご紹介しましょう。
玄武岩 |
日本全国の島と同じように、壱岐の島も玄武岩でできています。
周囲は、切り立った崖が多くあります。
でも、地元の人たちは、この崖を、何でもないかのように降りて、釣りをしています。
でも、皆さんは、十分、注意して散策してください。
荒れる海 |
冬、北西の季節風が吹くときは、荒れることが多く、博多港からのフェリーも欠航することが良くあります。
遠くに見える岬は渡良です。
実際の大しけは、写真のような波ではなく、人はとても近寄れないほどです。
資源の宝庫 |
波のない、穏やかな日に海岸に出ると、地元の人たちが、舟で漁をしています。
母なる海。
ウニ、ナマコ、ヒジキ等、海は宝の山です。
私は、子どもの頃、海に潜って、サザエをとっていたとき、偶然、海中で、向こうの方を見たときに、突然、何か、得体の知れないものが、現れて来るのではないかという、恐怖感に襲われたことがあります。
そういえば、壱岐での話しではありませんが、海に潜って、漁をしている人が、サメに襲われたという事故がありましたね〜。
それだけに、一人で海にもぐるというのは、勇気がいります。
岬 |
壱岐の海岸で、遠くを見渡すと、必ず、長く突き出た岬が見えます。
長く伸びたリアス式の海岸線は、壱岐の特徴です。
以前、「岬めぐり」、という歌がありましたが、写真のような風景を見ると、いつも、この曲が浮かんできます。
年齢がばれそうですが。
平原から |
壱岐で、海岸を散策するときは、平原のある場所をお勧めします。
平原に、座って、何もかも忘れて、のんびりと海を眺める、というのも、良いですね〜。
でも、サラリーマン生活をしていると、いつも、明日の仕事のことで、頭が一杯、という日が続きますよね〜。
それだけに、仕事のことを忘れて、のんびりと過ごすことが出来る時間をもつことが、出来る人は、まだ幸せです。
高台から |
高い山から、海を見下ろすのも、良いですね〜。
高い場所からだと、周囲に何もさえぎるものがなく、聞こえるのは、鳥の声だけ。
初夏に、ウグイスやホトトギスの声を聞きながら、海を見る。
これ以上のぜいたくはありません。
白砂青松 |
壱岐の海岸は、玄武岩の荒々しい一面を持っていると同時に、白い砂浜が延々と続いている海岸もあります。
白砂青松の海岸については、壱岐の海水浴場を参照。